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メガネは処方箋で作るべきか、メガネ屋で測って作るべきか

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今回は、元メガネ屋の私が、メガネを作る際に眼科の処方箋を持っていくべきかどうかを解説する内容となっております。

あくまで私だったらどうするか、という主観の記事なので、その点はご了承ください。

私だったらどうするか

まず間違いなく、メガネ屋で測ってもらいます。

その理由を解説していきます。

 

処方箋料がもったいない

眼科でメガネの処方箋を発行してもらうと、場所にもよりますが大体2000〜3000円の費用がかかります。

保険適応でこれなので、実際の費用は1万円弱かかっているということになりますね。

対してメガネ屋ではほとんどのお店が視力測定を無料で行なっています。

ちなみに私は視力測定を行なっていた身として、視力測定が仮に1万円かかるとしたら、絶対に受けません(笑)。

 

視力測定の内容はほとんど同じ

処方箋は発行の手数料がかかる分、メガネ屋で測定するよりも正確かというと、実際はそうでもありません。
むしろ、私はほとんどの眼科に行くよりは、メガネ屋で作る方が良い度数になると思っています。(あくまで個人の意見です。素晴らしい処方をする眼科様もいらっしゃいます。)

その理由を説明していきます。

 

使っている機器の性能が、メガネ屋の方が高い

視力検査に用いる道具が、メガネ屋の方が揃っている場合が多いです。

特に、ホロプターと呼ばれる機械は、乱視の度数や軸、両眼のバランス測定など、正確な視力測定にはほぼ必須ですが、眼科にはないところが多いようです。

実際私が視力測定をしていて、何の気なしにホロプターを使おうとすると、「眼科にはこんなのなかったよー」と言われることが多くありました。

また、測定時に実際に試してもらう、サンプルレンズも、メガネ屋の方が揃っている場合が多いです。

特に、主に40代以降の方で、遠近両用や中近両用、近々両用を試そうとする方は、眼科によってはサンプルレンズが置いていないこともあるようなので注意が必要です。

サンプルがないと、仕上がった段階で初めて度数を確認することとなり、合わなかったとしたら、最悪の場合再度購入ということになってしまいます。

あとは、目と目の間の距離(PD)を測る機械なども、眼科では置いていないところもあります。

目と目の間の距離は、専用機械がなくても、定規などで測ることができますが、測定者の技量に左右され、正確性に劣ります。

目と目の間の距離が正しく測定されない場合はどのようなことが起こるか?ということですが、多少のずれであれば、多くの場合問題は起こりません。

ただし、正しく作られた場合と比べて、多かれ少なかれ目に疲労がたまります。特に度数が強い方ほどその傾向が顕著になります。

 

測定者の技量が、メガネ屋の方が高い場合が多い

これは個人の意見であることを事前に断っておきます。もちろん逆の場合もあります。

ただ、メガネ屋で勤めていて、色々な眼科の処方箋を見てきましたが、疑問に感じるような処方が結構多かったのです。

特に、メガネ初めての人にこの度数は相当負担だろうな、とか、お客さんに処方箋の度数がどのようなメガネになるのかちゃんと伝わっていなかったりなどです。

また、これも主に40代以降の方の話になりますが、遠近両用と中近両用の区別が付いていない眼科さんで、こちらのお店から電話して、その違いを説明した、などということがあったりもしました。

これは極端な例ですが、例えば同じ遠近両用でも、基本的に2〜3種類のレンズタイプがあります。タイプが違うと、見え方が全く違うといっても差し支えないほどですが、このタイプの違いを理解し、処方箋に反映なさっている眼科さんはほんの一握りでした。

もちろんメガネ屋でも、測定がうまいスタッフばかりではないのは事実です。ですがそれでも、私はメガネ屋の方が、比較的測定が上手いスタッフが多いと考えています。

ちなみに、あまり知られていないですが、日本では視力測定をするのに何の資格も必要ありません。
メガネ屋や眼科で皆さんの視力を測っているのは、少しばかりの教育を受けたスタッフないし看護師なのです。言い方は悪いですが、素人に毛が生えた程度の人間なのです。

なので日本の現状として、視力測定の正確さは、担当する者によってかなりのばらつきがあります。
その良い悪いを分けるのは、実務経験の量と、担当者の自己学習の量となります。

実務経験についてですが、メガネ屋が優っていると考えます。
眼科ではメガネの度数処方は幅広い業務の中の一つでしかなく、一方メガネ屋ではそれが全てです。

また、自己学習という点においても、メガネ屋が優っているでしょう。

そう考える理由は、メガネ屋と眼科のシステムの違いにあります。ほとんどのメガネ屋では、処方した度数が万が一合わなかった場合、一定期間内であれば無料で度数交換が可能です。

そのため万が一合わない度数を処方してしまった場合は、自社の損失、ひいてはスタッフ自身の評価に響くため、慎重に度数を合わせようとする場合がほとんどです。

一方眼科では、万が一度数が合わなかった場合、再び来院いただき再検査ということになります。
その場合は、再び処方箋料を徴収する形になるため眼科にとっては利益となります。

現役時代の私や周りのスタッフは、このシステムの違いがメガネ屋と眼科で度数に対する正確さやこだわりの違いを生んでいるのではないかと考えていました。

 

眼科で測った方がいい場合

ここまでの話とは別に、眼科で視力測定をした方が良い場合というのもあります。

 

小学生以下で遠視や斜視が疑われる場合

特殊な場合ですが、子どもが近くのものを見るのを嫌がったり、片目を隠してものを見る癖が見て取れた場合は、早めの眼科の受診が適切です。

このような子どもの視力測定では、薬品を用いないと正確に測定することができませんが、メガネ屋では用いることができないため、眼科で行なっていただく必要があります。

急激な視力低下を感じた場合

メガネ屋では解決できない場合があります。具体的には網膜剥離や白内障、緑内障といった目の病気により見えづらくなっている可能性があるのです。

特に片目だけ急に見えづらくなった、などのような場合は、一度眼科で見てもらうことをおすすめします。

 

結論

ほとんどの場合、メガネ屋での視力測定で事足りるため、わざわざメガネの処方箋をもらいに眼科に行く必要はないと感じます。

ただし、上記のように特殊な場合は眼科でしか測定できません。

なので、眼科とメガネ屋、うまく使い分けるのが一番です。

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